東日本大震災から考える「子供のストレス反応」

育児のコツ

こんにちは。かなこ(@5g_kanako)です。
 
昨日で東日本大震災から9年。
仙台で震災にあった当時のことを、今でも鮮明に覚えています。
 
さて、突然ですが。
みなさん「子供のストレス反応」って、聞いたり考えたりしたことあります?
先日「心理的応急処置」という言葉を知り色々と調べていたところ、この言葉にたどり着きました。
子供って、ショックなことに遭遇すると、いろんなストレス反応を示すんですね。
震災当時の我が子の様子を思い出し、是非みなさんにも知って欲しいと思いました。
今回は「子供のストレス反応」についてお伝えします。
 

かなこ
かなこ
「お子さんの様子が何だかおかしいぞ?」と思ったとき、照らし合わせてみてください。
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ストレス反応とは?

ストレスは(1)きっかけとなる出来事(ストレッサー)と(2)出来事の受け止め方(認知的評価)、(3)対処の仕方(コーピング)、(4)心身の変化(ストレス反応)から成り立つ

「全日本民医連HP」より

簡単に言うと、「ストレッサーに反応して起こる心身の変化」が『ストレス反応』です。

危機的状況下で子供が示すストレス反応

災害時のような普段と違ったことが起こった時、子供は大人とは違った反応や行動、考えを示すことがわかっています。
【認知発達段階において一般的に子供が示すストレス反応】
0〜3歳くらい

  • 普段よりも、親にくっついて離れない
  • 赤ちゃん返りのような、より幼い行動に戻る
  • いつもより泣いたり、イライラしている
  • 睡眠や食事行動における変化がある
  • 以前は怖がらなかったことを怖がる
  • 落ち着きと集中力がない
  • 遊びにおける変化(遊びに対する関心が減る、遊んだとしても短時間のみ、同じ遊びを繰り返す、遊びにおいて攻撃的・暴力的になる)
  • 以前よりも攻撃性と要求が強くなる
  • 他者の反応に対してとても敏感になる

4〜6歳くらい
0〜3歳児の反応に加えて

  • 大人の役割を引き受ける
  • すぐに混乱するようになる

 
【明らかにストレスを抱えているサインがある子の反応】

  • 震え、頭痛、食欲不振、痛みなど、不快感を伴う身体的な症状がある
  • 泣くことが多い
  • 取り乱したり、パニックになる
  • 攻撃的で他者を傷付けようとする
  • 養育者からずっと離れない
  • 混乱し適応ができない
  • 動かない、引きこもっている、とても静かになる
  • 他の人に反応しない、全く話さない

 

今振り返って気付いた「我が子のストレス反応」

我が子がストレス反応を顕著に表したのは、東日本大震災のときです。
9年前の3月11日。
私は3人の子供たちと一緒に仙台で震災にあいました。
(詳しくは「3人子連れで乗り越えた東日本大震災」」をご覧ください。)
私が暮らしていたのは内陸部だったので津波の被害はなかったものの、子供の変化に驚いたことを覚えています。

長男(当時6歳)

もともと内向的な性格だったのですが、それに拍車がかかり、ますます静かな男の子になりました。
小学校入学の時期と重なったので地震のせいだけでないのでしょうが、すっかり大人しくなってしまった我が子に、新しい環境でやっていけるのだろうかと随分心配になりました。

長女(当時3歳)

長女はとにかく地震が怖いようで、私から離れなくなりました。
夜も地震が起きると目覚めてしまうことが多く、その度抱っこして落ち着かせていました。

次女(当時1歳4ヶ月)

私は次女の変化に一番驚いたのですが、震災後、なんと「指しゃぶり」をするようになりました。
それまでは一切していなかったのに、震災があったその日から、急にするようになりました。
余談ですが、この「指しゃぶり」。その後2年ほど(幼稚園に入園するまで)続き、「出っ歯」になりました。歯医者さんからは奥歯の噛み合わせもズレていると言われましたが、その後自然と戻り、今は矯正の必要もないとのこと。「指しゃぶり」を辞めさせるのは、なかなか難しかったです。
 

かなこ
かなこ
これら子供たちの変化は、やはりストレス反応だったんですね。当時から気になっていたけれど、腑に落ちました。

子供のストレス反応に気付こう

子供が過度のストレス下におかれることって、何も震災の時だけではありません。
 
 

かなこ
かなこ
日常生活でもありますよね。
たとえば、お友達にいじめられているとか、先生と合わないとか。
小さいお子さんだと、風邪を引くことだって、強いストレスなのかもしれません。

 
 
そんな精神的にツライ状況にある時、子供たちは言葉で表現できず、行動に現れるということがお分りいただけたと思います。
「なんだか子供の様子がおかしいな?」なんてことがありましたら、是非今回の記事を思い出してください。
 

かなこ
かなこ
我が子のSOSに気付くことが、解決への始めの一歩。見落とすことのないよう、日頃から意識したいものですね。

 

対処法

せっかくお子さんのSOSに気付いたのだから、良い方向に誘導してあげたいですよね。
明日は具体的にどんな対応をしたらよいのか、その方法「心理的応急処置」についてお伝えいたします。
 
 
参考資料:Save the Children「子どものための心理的応急処置」
PFAパンフ WHO「PFA guide」

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